San Francisco-公共交通機関とCLIPPER

サンフランシスコ内の移動には、電車・バス・タクシー・フェリーと言った様々な選択肢があります。低コストでの移動を希望するのであれば、バス・電車を上手に利用するのが良いと思います。あとは利用の頻度によって観光客用のパスポートを購入する方法もありますが、それぞれ一長一短があります。悩みに悩んだ末に選んだのは、この「CLIPPER(クリッパー)」。理由は、ほぼ全てのサンフランシスコの公共交通機関で利用できること。日本でいう「SUICA(スイカ)」と同じ役割を果たしてくれます。筆者が利用した限り、サンフランシスコ国際空港から市内に入れるベイエリア高速鉄道「BART(バート)」サンフランシスコ市営鉄道「MUNI(ミュニ)」で利用可能。フェリーにも利用できるとのことらしいです。ちなみに「MUNI」は、バス・路面電車・地下鉄・ケーブルカーが含まれますので、ほぼ全ての公共交通機関で「CLIPPER(クリッパー)」は使えることになります。

サンフランシスコに来たら必ず乗りたいケーブルカーでも、もちろん利用可能。使い方は、ケーブルカー内の車掌さんが持っている端末に「CLIPPER(クリッパー)」をかざすだけ。
バス・路面電車の入口には、ほぼ必ず「CLIPPER(クリッパー)」をかざす端末があるのでそこにかざすだけで乗車できます。

入手方法

様々な場所で入手できますが、英語での会話に不安があるのであれば自動販売機があります。

筆者はBARTのエンバーカデロ駅の自動販売機で入手しました。英単語が分かれば、あとは操作をするだけで「CLIPPER(クリッパー)」を入手することができます。$3の発券料とお金の入金(チャージ)ができます。気をつけなくてはいけないのは、操作途中で「Monthly Pass」と「Cash Value」を選べますが「Cash Value」を選んでください。

CLIPPER以外の選択肢

サンフランシスコ市営鉄道「MUNI(ミュニ)」のみで利用できるパスポートがあります。しかし「BART」が利用できません。MUNIのパスポートと博物館やアルカトラズ島・ゴールデンゲートブリッジを巡るクルーズ船が利用できる「CityPass」もあります。それぞれ魅力的なパスポートです。旅の目的やコストを計算した上で、判断されると良いと思います。